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[ 2010.08.01 Sunday ] スポンサーサイト

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[ 2010.08.01 Sunday ] スペルガルドの笏塔に3人で挑む!

土曜日は『スペルガルドの笏塔』をPC3人でプレイしてきたよ!

ネタバレらしいネタバレはないんで、これからプレイする人も読んで大丈夫(なハズ。責任は持ちません)。

ちなみに今回は第2回目。栄えある1回目、わたしは残念ながら欠席。理由は簡単で、4人のプレイヤーのうち1人だけ参加不能の時のみこのシリーズはプレイされるからであります。そんでもって第1回目は、ちょうどわたしが欠席の時だったのです。

なお、「なんで4人集まった時にプレイしないんだよ!」という質問に対しては、「4人集まった時は別のシステムを遊んでるんだよ!」という回答を示します。具体的にいうと、わたしがDMを務める3.5eキャンペーン。それともう1本、メガテンX。

今回の参加メンバー(プレイヤー)は「シャドウフェル城の影に3人で挑む」と同じ。ちなみに、PCは全員2レベルね。


みっきぃ氏:サレム
ドラゴンボーンパラディン(オス)。
魅力型パラディンとしてマークをばらまく。
しかしながら魅力18程度では、周りのメンバーから「何このブサイク」と思われているらしい。不憫な話だ。
加えて、残念ながらパーティ1頭が悪い(知力8)。もっとも、他の二人も知力10なので、偉そうなことは言えない。直観には冴える(判断力16)ので、トータルで見たら多分一番すぐれているんではないだろうか。
AC22と固くHPもあるため、頼もしい防衛役。


黒緒氏:名前をメモったキャラシーをDMに預けたため、PC名は不明
ヒューマンバード(女性)。
魅力20を誇る、パーティ1の美女。
判断力は残念な数値(8)だが、もう一人のメンバーであるブランディスも同等に残念なので、あまり目立たない。
シャウトオブトライアンフによる強制移動+味方の横滑りがかなり光っていた。
ACは一応19あるのだが、周りからは「平均値下げるのも大概にしろ」とか思われているらしい。不憫な話だ。
それでもマジェスティックワードあるかぎり、彼女の居場所がパーティ内から無くなることはない。


IRO:ブランディス
ヒューマンソーサラー/パラディンハイブリッド(男性)
男女雇用機会均等法(PCの男女比を1:1にする法律)に基づいて、男性であることが決定。なお、今日欠席したもう一人のPLのPCが女性。ちなみに、男女比が1:1なのに恋愛イベントが全く発生しない不思議と30過ぎのおっさんたちのラブコメロールプレイなぞ見たくない常識がせめぎ合い、大概は常識が勝利を収めている。
魅力19だが、パーティでは2番目。
黒緒氏のPC同様判断力が残念な人。加えて、傲岸不遜で自信過剰。故に技能も「はったり」と「威圧」は取ったけどあえて「交渉」は取らず。ダメなやつだなー。
プレート+ヘビーシールド装備。右手には炎をかたどった装飾性の強いダガーを装備している(設定)。


そんなわけで、2レベルのくせに魅力の平均値が19ACの平均値が21(スケイル+1&ヘビーシールド相当)。と相当偏ったパーティであった。

なお、かつて滅んだ失われし帝国の再建を目的にしているパーティであり、今回笏塔に来たのも、帝国再建のために必要な情報を得るためである。

わたしのPCは帝国聖魔騎士団の長の子孫という設定。なお、FSSで登場しそうな厨臭い騎士団の名称は、パラディンとソーサラーのハイブリッドなんで、それっぽいのを付けました。死ぬときは「貴様に天位をくれてやる」とか言ってやるつもり。いや、そんな機会、無いに越したことないんですが。
いやいやいや、それとも1回攻撃を食らうたびに相手がコボルドでもミニオンでも「その力はもうお前にある。天位を取れ!」とか言うのもオモシロイかもしれませんね。せっかく「はったり」高いんだし。


印象に残ったところ

・戦闘はランダムエンカウンターを含めて6遭遇ぐらい? それとも、そんなにはやらなかったっけかな? 光輝ダメージを主戦力にしているPCが2人もいるんで、アンデッド系が気持ちいいくらい簡単に粉砕されていった。

・AC22は結構敵の攻撃を食らう……。それと、やっぱり低レベルは火ダメージと死霊ダメージが多い。特に継続ダメージが不愉快だ。そんなわけで、早くブラックアイアンプレートが欲しいな。低レベルで遭遇することの多い毒ダメージはアミュレットオブヘルスで対応してるんだけど。

・判断力ベースの技能判定が全然ダメ。低レベルの重要技能である治療や自然の判定値がサレムの判断力ボーナス+3頼りというのはどうにも(笑)。

・その一方で、交渉、はったり、威圧は+10以上の判定値を持つPCがそれぞれ複数人いるとはどういうことだ(苦笑)。

・お金が全然入らない。いや、「シャドウフェル」の比じゃねーぞ! 今回のセッションで3レベルに上がったって言うのに、収入ってショートソード(売却価格2GP)だけじゃね? 宿代が1日当たり1人1GPかかるのに。

・ハーフリング一族の笏塔に来た設定は結構気に入りました。

・同行者になろうと持ちかけてきたNPCをさっくり無視。われわれ(PL)の習熟度で、PC+同行者を扱うのはちょっと重い。3人プレイの特徴であるサクサク進む軽快さが失われるのはイヤかな。

・これだけイケメン・美女軍団なら、リプレイ漫画でもいけるんじゃね(笑)!?

・4eはPC3人でも全然イケル!


そうそう、「シャドウフェル城の影」ですが、ちゃんとPC3人でクリアしましたよ。
敵モンスターやシナリオにアップデートがあるなんて、クリアするまで全然知りませんでした。どう変わったのか吟味していないので分からないけど、適用していたらもう少し印象は変わったのかしらん?
いずれにせよ、ラスボス戦で、味方がd20で17振ってるのに相手の防御値を貫けなかった時の絶望感は相当なものがありました。

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[ 2010.04.06 Tuesday ] ドルイドのすすめ

最近、ドルイドを少しばかりプレイする機会があったので、これから初めてプレイする人がいれば、少しでも参考になるかと思い、書いてみる。


★ おすすめ無限回パワー ★

スワーミングローカスト
標準アクション 近接範囲:噴射3
目標:噴射の範囲内の全てのクリーチャー
攻撃:「判断力」対”反応”
命中:1d8+「判断力」修正値のダメージ
効果:使用者の次のターン終了時まで、噴射の範囲内はイナゴの群がる区域となる。この区域にいる間、敵は戦術的優位を与える。

状況を選ぶが、あまりにも神パワー。
当たっても当らなくても戦術的優位を複数体から得られる。多人数が入り乱れる戦場だと使いにくいけど、もしもあなたが3人でシャドウフェルに挑んだりするようなら、ぜひ試してみて! 敵味方無差別なのは最初のダメージだけなんで、それさえ過ぎれば味方が区域に入っても無問題。イナゴが味方を煩わせるようなことはない。
もしもパーティにローグがいれば、これを使っているだけで仕事をした気になれる。そして、ローグがドルイドの悪口を言うことはなくなるだろう。むしろ、誰が欠けてもドルイドが味方に欲しいと思ってくれるはず。
欠点としては、最初のダメージは無差別であること。ローグが仲間にいる場合、他のパワーを使う必要性が薄れること、ですかね。近接範囲だけど、ドルイドは制御役にしてはHPが比較的高めなので、何とかなるはず。
そうそう、『原始の書』収録パワーなんでぜひ買おう!

チルウィンド
パワーの具体的な内容は、日本語版も出てるからそっちで確認してね。

遠隔範囲でダメージを与える手段がこれしかないんで。
でも、無限回で爆発1の1マス横滑りはいろいろ面白いよ? ダメージ低めだけど、それゆえの使い勝手というものもある。たとえば敵味方入れ乱れているところに打ち込んで、敵味方もろともすっきりとした戦場に仕立て上げよう。

個人的には、ファイアーホークのパワーも好き。だけど、スワーミングローカスト、チルウィンド、サヴェジレンド、の次なんだよね。ヒューマンなら取得するけどさ。PH HeroesがOKな環境なら、グラスピングタイドも良い! 極めて優れた足止めパワー。


★ おすすめ遭遇ごとパワー ★

ソーンスプレー
標準アクション  近接範囲・噴射5
目標:噴射の範囲内のクリーチャーすべて
攻撃:「判断力」対”頑健”
命中:1d6+「判断力」修正値のダメージ。目標は使用者の次のターンの終了時まで全ての防御値に−2ペナルティ。
原始の捕食獣:ペナルティは1+「敏捷」修正値となる。

噴射5と言うのがうれしい。
しかも、エルフ捕食獣ドルイドなら、1レベルからペナルティ5とか平気で言っちゃうわけだ。アクションポイント投入して、ローカスト+ソーンスプレーとかやると、それだけで実質的に7差ですよ。1レベル遭遇毎パワーで噴射5は稀なので、捕食獣でなくてもいける。というか、優秀すぎて他が霞んでしょうがない。
そりゃもちろん、ウィザードにだってバーニングハンズという噴射5パワーはあるけど、前に出るならドルイドの方が向いてるしね。
これまた『原始の書』なんで、買うしかないよね?


★ おすすめ一日毎パワー ★

サモン・ジャイアント・トード
標準アクション  遠隔・5
効果:使用者は範囲内の何ものにも占められていない1つのマスに中型サイズのジャイアントトードを1体召喚する。トードは移動速度5と水泳移動速度6、跳躍における運動判定に+10ボーナスを有する。使用者はこのトードのに以下の命令を行わせることができる。トードを召喚したターンに、このパワーの使用の一環として命令を与えることができる。
標準アクション:近接・3;目標はクリーチャー1体;「判断力」対”反応”;1d8+「判断力」修正値ダメージ、加えて対象を2マス引き寄せる
本能的効果(Instinctive Effect):使用者のターン終了時までにトードにいかなる命令も与えていない場合、トードは前のターンに攻撃したのと同じクリーチャーを攻撃する。もしもそれが不可能な場合、可能であれば3マス以内のクリーチャーを攻撃する。そうでなければ、一番近い敵の3マス以内に移動速度で移動する。


とうとう来たよ、召喚呪文。
『原始の書』には三種類の召喚パワーが用意されていて、このトード召喚はそのうちの一つだけど、個人的にはおかしいと思う。ドルイドの召喚呪文はどれも本能的効果というのが設定されており、命令を与えなければ自動的に殴ってくれる。これだけでも他の召喚系パワーよりも優遇されてると思うんだけど、近接・3でしかも2マス引き寄せですと!
もしもあなたがシャドウフェルに3人で挑むなら、頭数を増やしてくれるこのパワーは偉大としか言いようのないはず。
ちなみに、5レベルの1日毎パワーには、ファイアービートル召喚があるよ。近接・噴射3で1d8+「判断力」修正値の火ダメージ。

そんなわけで、ちょっと紹介してみた。訳が間違ってたら、ごめん。素直に日本語版『原始の書』を使ってくだされ。いやまあ、間違ってなくても買うべきだと思うけど。

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[ 2010.04.02 Friday ] シャドウフェル城の影に3人で挑む その5
これは、D&D4thの公式シナリオである『シャドウフェル城の影』のプレイレポートだ。ついでに言うと、その5である。

さて突然であるが、太陽戦隊サンバルカンのエンディングテーマを思い起こしてもらいたい。
健忘症と女性と若人をおもんぱかって、今日の俺は動画まで張ってみた。




♪一人より 二人がいいさ 二人より 三人がいい

言うまでもなく、鍵はここである。プラズマは忘れてほしい
おそらくは、少なくない方が疑問に思っただろう。
「二人より三人がいい」なら、「三人より 四人がいい」のか。

その答えがここにある。



(背景から徐々に文字が表示されるエフェクトで)

シャドウフェル城の影に3人で挑む


おおっと、ネタバレokな人は、背景と同色になっている文字があることをお忘れなく。

今回の参加PC
PC#1ドワーフ二刀流レンジャー/男
PC#4ドラゴンボーン鼓舞の威風ウォーロード/男
PC#5ドワーフ片手武器ファイター
人よりだいぶ遅いかもしれないが、我々素人3人もようやく4版を理解しつつあった。

「1戦闘ごとに大休憩すれば何とかならね?」
「いや、ここまで死闘を繰り広げてるのは俺たちが3人だからだろ(笑)」
「命を懸けてるとはいえ、一日数分の労働かぁ」
「……(PCが何人いても1戦闘ごとに大休憩が一番ソリッドだよな)」

白熱した戦闘で忘れかけていたが、4版のルールブックを初めて見たときに抱いたちょっとネガティブなイメージがよみがえる。
戦闘ゲームをやるためにTRPGをやっている気分。
戦闘とそれ以外が深く断絶している感覚。
その象徴である戦闘ごとに回復する遭遇毎パワー(正確には小休憩ごとだけど)。
3.x版はその気になれば、戦闘以外のシーンもすべてラウンド進行で進められるようなシームレスな箱庭にいたが、4版はそれとは遠い(3版でもバーバリアンの激怒なんかはちょっと違うけど)。

だが、俺の心に射した影はすぐに払われることになる。

他に注意を向ける余裕のない、新たなるエンカウンターが発生したからだ。
敵に捕らわれたドーヴェンはやつれているがどうやら殺されてはいないらしい。敵は発掘作業を行っているようなので、彼の持つ知識なり技術なりに価値があったのだろう。頻繁な大休憩のせいで時間が経ちすぎ、死なれたりしたら寝覚めが悪かったので助かった。
「なあ隊長、今日の仕事はこれで終わりでいいよな?」
「当初の目的も果たせるし、問題なし」
「最初からクライマックスだぜ!」

出し惜しみは無しだ! で挑んだが、それでもかなり厳しい戦いとなった。我ら3人の冒険者、号してハンドアックス小隊もこれまでか、と言うようなピンチが何度も訪れた。だが、気絶者にはポーションを飲ませ、底力を打ち、なんとか敵を殲滅することに成功する。そうそう、俺のPCだし、報告しておこう。
二刀レンジャーだって、ミニオン相手には一人前!
いや、きっとローグなんかよりも強いよ! 複数体攻撃可能なのがこんなに強いとは!

ええとだね、苦戦の原因はいくつかあったと思うんだけど、やはり、戦力の集中が行えてなかったこと。
加えて範囲攻撃のブレスがよけられてしまい、ミニオン退治に時間がかかり敵の暴れ役(ガードドレイク)に良いように攪乱されてしまった。
しかも、砲撃役(ハーフリングスリンガー)の出目が走って、複数回攻撃(ストーンレイン)が面白いように当たる。何度となくこれが4人なら……と思った瞬間があった。だが、我ら三人、いまだ健在である。


かくて、現実時間も厳しくなってきたので、初日のプレイはこれでおしまいとなった。tatuyaさんにとっては初4版。俺とみっきぃさんにとっては2回目の4版。ルール解説からキャラクターメイキングまで行ったことを考えれば、こんなものだろう。


ところで、レポートを書いている途中で3人の方が4人より良い理由が思いつくかと思ったが、やっぱり思いつかなかった。少なくとも、今回のレポート分では。


だが厳しい分だけやり遂げた達成感はあるし、充実感はある。


まだ、俺たちの心は折れていない。牙を研ごう、次回のプレイまで。


シャドウフェル城の影に3人で挑む
~  胎動編 完  ~

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[ 2010.03.30 Tuesday ] シャドウフェル城の影に3人で挑む その4

これは、D&D4thの公式シナリオである『シャドウフェル城の影』のプレイレポートだ。ついでに言うと、その4である。

これを読んでいるみんなには分かるはずもないが、「その4」には涙なしには聞けぬ裏話がある。もちろん、みんなは聞きたくてしょうがないに違いない。だから、サービス精神旺盛な俺はみんなのために時間を費やしてどんな悲劇があったか書こうと思う。読者には分かるはずもないのだが、実は今回のプレイレポート、オン書きしていたら操作を誤ってブラウザを閉じてしまったのだ。おかげでおそらくは原稿用紙にして50枚に及ぶデータが吹っ飛んでしまった(嘘、大げさ、紛らわしい、があっても公共広告機構には言わないように。広告じゃないし)。大丈夫、3人でシャドウフェルに挑む俺の心がそんなことぐらいで折れるはずがない。

ただ、メモ帳で書くくらいの知恵がついたことは報告しておく……。

さて、おかげで一所懸命書いていた前振りも半分以下のボリュームになりそうな勢いである。そんなわけで少々早いのだが、本編を始めようか。

おおっと、ネタバレokな人は、背景と同色になっている文字があることをお忘れなく。

今回の参加PC
PC#1ドワーフ二刀流レンジャー/男
PC#4ドラゴンボーン鼓舞の威風ウォーロード/男
PC#5ドワーフ片手武器ファイター

途中のモンスターとの遭遇も無事に突破し、冬越村に到着した一行。

本シナリオでは導入がいくつか用意されているようだが、うちのDMは既存の導入に少し手を加えたらしい。何でも引きが弱く、PCがシナリオに介入する理由があまりないそうだ。冒険のネタが少しでもあればそれだけでヨダレ垂らして飛びつくと考えているあたり、いかにもアメリカ人制作のシナリオらしい。
この能天気さは自虐的で卑屈で失敗を恐れる日本人も学ぶべきところはあるだろう(学ぶべきところがあるだけであり、アメリカ人的能天気さになれという意味ではない)。なお、敵のモンスターについては手を入れていないそうである。もちろんそうだろう。D&D4eは――否。『シャドウフェル城の影』は3人プレイにも対応している素晴らしいシナリオ(のハズ)なのだから。

さて、実を言うと、我々が今回ここに来たのは、ドーヴェン・ストールなる冒険者を探すためである。さっそく宿屋などで情報収集を始めるのだが、小さな村の割に情報や個性を与えられたNPCは豊富である。

俺は確信するが、きっとシナリオにはNPCのたくさんの裏情報が書かれているに違いない(似た状況は邪悪寺院のホムレット村で経験済だぜ!)。村人たちの話を聞くと、いくつか冒険のネタは転がっており関心はひかれたが、とりあえずは行方不明のドーヴェンだだが、ドーヴェンの前に、とりあえずは大休憩だ。

かくて翌日。1日毎パワーを再セットし、冬越村を出た一行。だが、意気揚々出発した我々の前に、再び立ちはだかるモンスター。

昨日と同じモンスターの一団だが、今日は数が少ない。これはさほど苦戦しないだろうと思ったのだが、すぐにそれが誤りであることを思い知らされる……。

そもそも、戦闘が敵のサプライズラウンドで始まっており、こちらの隙をついてコボルドの兵士役が肉薄してくる。その後ろには明らかに遠隔攻撃タイプの敵。そして数は少ないが、雑魚がいねえ。
みんなのバイバル『D&D4版がよくわかる本』にも書いてあった。兵士役を相手にするより、砲撃役や暴れ役を倒せ、と(正確な文言ではないかも知れないが、俺は異端の徒――未購入者――なのだ)。

もちろん、誰だってできるならそうしたい。だが、状況がそれを許してくれない。雑魚とは違って兵士役はACもHPも高いし、そいつらに戦線を構築されるとそうそう後ろに到達できない。しかも、到達すれば勝ちかと言えばそういうわけでもない。

ところで、レンジャーはツインストライクで2回攻撃できるが、1発あたりのダメージが低いので隣のファイターよりも与ダメージが低い気がする……。「同じ撃破役なら、『コボルド館』で使ってたローグの方が良くね?」なんて雰囲気が漂っている(『コボルド館』は俺の4e初体験)。マズイ、このままではレンジャーが小隊からリストラされる。敵に負けるのもまずいが、勝ってもリストラでは負けているに等しい。

そこで少しでも命中率を上げようと挟撃位置になんとか割って入るが、それはつまり相手にも挟撃を与えることを意味する。だが「俺はドワーフ、グレートドワーフだ」何て意味不明な雄たけびをあげながら遭遇毎パワーを発動。ファイターが削ってくれたおかげもあって、なんとか敵を1体倒した。

だが、奥で控える敵ボスの遠隔攻撃や範囲攻撃が痛い。ドワーフは底力をマイナーで発動できるので防御力は相対的に高めのはずだが、それでも追い付かない。
はたして、何ラウンド目だっただろうか。
「……なあ、今日はこの後帰って休むってことでいいよな?」
「オーケー」
「うん、このままじゃムリ」
ラノベ脳やマンガ脳なら拘束術式解除とか叫んでいたに違いない。アクションポイント、1日毎パワーをフルで連発し始めた一行に、途端に敵が倒れていく。かくて想像以上の苦戦の末、ようやく戦闘は終結したのであった。ちなみに、1日毎パワーを使ったときはレンジャーも撃破役っぽかったよ?

苦戦の原因は、明らかであった。
1日毎パワー等の有限リソースをケチったこと。敵の戦線を崩す手段に乏しかったこと。

まあ何はともあれ勝ったからよし。

そして、またしても大休憩。これだけ日数が経つとドーヴェンの生存も大分疑わしくなった気もするが、このまま進んだら我々の生存が絶望的である。

一つ言えることがある。激戦の中、気絶したりもしたが誰もまだ死んでいない。
今のところ、シャドウフェルは3人PCに絶賛対応中である。


さてさて、長くなったので今宵はここまでに致しとうござりまする

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[ 2010.03.25 Thursday ] シャドウフェル城の影に3人で挑む その3
これは、D&D4thの公式シナリオである『シャドウフェル城の影』のプレイレポートだ。ついでに言うと、その3である。

その1、その2と続いた長い前振りも終わって、ようやく本編に入るんだが、その前に俺の思考のダダ漏れに付き合ってほしい。またかよ、と思ったかもしれないが、まあ、そんなものだ。今回レポートを書くにあたって、悩んだことがある。はたして、ネタバレにするのかしないか。

ネタバレの方が詳しく書けるし、プレイしたことのある人にとっては共通体験でもあるんで、より楽しめると思う。だが、その一方でネタバレにすると、未経験の人が読めないというデメリットが。

で、今回のレポートは3人でもなんとかなる(かもしれない)ということを強くアピールしたく思っている。別にマゾプレイでも制約プレイでもなく、プレイヤーがなかなか集まらなくても3人PCいるなら全然問題なし! とりあえず、遊んでみなよ!(個人の感想であり、4版の効能を確約するものではありません)

と言うわけで、致命的なネタバレ部分については、文字の色を背景と同じにすることにした。ネタバレしても構わん経験済の古強者(ベテラン)どもは範囲選択でもして、読むがよい。「俺はプレイヤーを止めるぜぇぇ!」なんて素晴らしい雄たけびを上げる吸血鬼DM志願者ももちろんOKだ。

ただ、ある程度気を使ったつもりだが、完全にネタバレを防ぐことは不可能だ。その点だけは、了解してほしい。それはたとえば3版の名作シナリオである『赤い手は滅びのしるし』が戦争ものであることを隠したままのプレイレポートや販促ができないのと同じようなものだ。

では、本編スタート、と行こう。題して、


シャドウフェル城の影
または
子供十字軍
死との義務的ダンス


ドラゴンボーンウォーロードに率いられた我らがハンドアックス小隊、総勢3名。どう考えても小隊規模ではないが「兵数、号して小隊」なんて言うと戦記物・歴史物っぽくなってきて素敵、だよな? というか、「号して小隊」と言えば、PCがたとえ5人だろうが6人だろうが誇張っぷりは大して変わらん(笑)。

この小隊、ドワーフ、ドワーフ、ドラゴンボーンという男臭い種族の集まりである。もちろん性別も全員男なので、クイーンズブレード的新解釈も成り立たない(新解釈の画像を張ろうと思ったが、破廉恥なので止めた)。残念ながら、間違ってもリプレイにはならない赫奕たる面子だ。

絢爛たる魔法帝国も滅び、黄昏の時代をとぼとぼと進む小隊。昔は良かったなんて遠い目をしたり、老害っぷりを発揮したり、とロールプレイに忙しい。意識的にやらないと4版は3版以上に戦闘ゲームになってしまいそうなので。

しかし、そんな俺のロールプレイ魂を蹂躙するかのように襲い掛かるモンスター、総勢8匹。4版の特徴である雑魚・ミニオンがいるとは言え、こちらの3倍近い人数である。だが、本日初めてのエンカウンターだし、プレイヤーのやる気は十分。

かくて戦闘が始まる。

HP1のミニオンについては、ウォーロードのドラゴンブレスで次々と倒れた。ミニオンっていうのは適切な対処さえできれば問題ない連中である(つまり誤るとツライ)。……もしも範囲攻撃のできるドラゴンボーンがいなかったらどうなったか、あんまり考えたくない。

さて、この戦闘、今だから言えるが、ビギナーズラックがあったことは確かだろう。ルールにもPCの運用にも不慣れな私たちは、とりあえず実験的に次々と遭遇毎パワー、1日毎パワー、アクションポイントを用いたのである。この次々と使う、というのが功を奏した。

4版の戦闘で一番だれるのは、1日毎パワーやアクションポイントなどの大技の使用を控えた時である(と、まだプレイ経験が1ケタの私が偉そうに講釈する)。たとえPCが3人でも大技を連発すれば、ケチった4人パーティ、5人パーティを上回る戦力となるのだ。まさに「号して小隊」である。もちろん大技を使い切るとジリ貧だし、大技を連発する4人パーティ5人パーティには勝てないんだが、まあ、そんなものだ。

かくてハンドアックス小隊は「敵も強いけど、PCも強い」みたいな的を得ているのかいないのか良くわからない感想とともに、結果的にはさほど苦労せず敵を殲滅した。もちろん、敵の持っていた鎧を剥ぐのも忘れない。事前情報として「シャドウフェル(城の影)の財宝はしょっぱい」を得ていたので、1銭たりとも無駄にはしない、無駄にはできないのだ。

そして、着いたのが冬越村。近くにシャドウフェル城と呼ばれる砦があるらしい。シナリオタイトル的にも最終目的地はそこになるのだろう。とりあえずは、
「こんな外れになんで城壁付の立派な村が。この先ラスダンぐらいしかないのに」
「それに『冬越村』ってずいぶん辛気臭い名前だな、おい(笑)」
「でもそれを言ったら、『粥村』だって何なのかよくわからんし、平成大合併の市町村名よりは良いんじゃね?」
「どっちにしろ、地価は下がりそうな地名だ。DQN代議士や地主が文句言いそう」
なんて好き勝手なことをプレイヤーはしゃべっていた。

そうそう、ちゃんと調べれば「粥村」は由来が出てきそうなのが怖いね。MERPじゃないんで、調べたりはしないけど。

さて。長くなったので、今日はここまで。

ところで、スローターハウス5を真似てみたんだが、気づいている人が少なそうなのが少しさびしい。まあ、そんなものだ。
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[ 2010.03.23 Tuesday ] シャドウフェル城の影に3人で挑む その2
 これは、D&D4thの公式シナリオである『シャドウフェル城の影』のプレイレポートだ。ついでに言うと、その2である。

前回はまだ実際のプレイ部分に入らなかったのでネタバレがなかったが、今回も前回同様ネタバレはないので安心して欲しい。つまり、今回もまだPC紹介あたりでお茶を濁そうと思う。本編を期待した人もいるかも知れないが、まあ、そういうものだ。

俺のPC#1撃破役
ドワーフ二刀流レンジャー/男
特技:ドワーフ流武器訓練
武器:ウォーアックス
底力がマイナーで発動する上に、ドワーフ流武器訓練のあるドワーフって強いと思う。設定としては、部族を追放され山賊をしていた。PC#4に拾われた後は、ハンドアックス小隊のチンピラ担当としてがんばる。不潔でがさつでデリカシーがなく、モラルの欠如アリ。酒と女を好み、(一応)中立でコード信仰。筋力18でツインストライクでの攻撃は1d12+2が2回。両方当たってくれれば、一応、ローグの急所攻撃にも匹敵するダメージ。

俺のPC#2制御役
ヒューマン原始の郡体ドルイド(Primal Swarm)/女
特技1:ハイドアーマー練達(Hide Armor Expertise)
特技2:装具練達(スタッフ)
さっきとはうってかわって、未訳サプリである原始の書(日本語版は5月発売予定だ!)を取り入れたPC。原始の郡体は、その名のとおり、スワームっぽい群れからなるドルイドで、主要能力値は判断力と耐久力。イメージがすごい悪役っぽいが一応中立。美女でレイヴンクイーン信仰。ハイドアーマー練達は、AC決定において敏捷や知力ではなく、耐久力を代わりに加えるというもの(ただし、後にアップデートで変更が入った。日本語版がどっち準拠かは不明)。


プレイヤー:黒緒氏
#3ハーフリング欺きの達人ローグ
遠近両用のスライ・フラーリッシュで敵を切り刻む。急所攻撃が乗ると1d4+7+2d8ダメージ。#1のレンジャーがゴミに見えるぜ……。

プレイヤー:tatuya氏
#4ドラゴンボーン鼓舞の威風ウォーロード
頼もしき指揮役にしてリーダー。ハンドアックス小隊(自称)の指揮官。隊員に小隊のシンボルであるハンドアックスを支給してくれる(例え使えなくても)。

プレイヤー:みっきぃ氏
#5ドワーフ片手武器ファイター
ハンドアックス小隊の一員。ウォーアックスとヘヴィシールド装備。現状PHBのみなので、武勇の書を導入したときにどう変化するか楽しみ。

#6エルフクレリック
ドルイド、ローグと共に冒険してきた人。ウォーロードよりも回復能力に優れるのがありがたい。



かくて栄えある第1回目参加PCは#1ドワーフ二刀レンジャー、#4ドラゴンボーンウォーロード、#5ドワーフ片手武器ファイターである。なお、この時点でのプレイヤーの4版経験は……

俺:DMG付属のサンプルを1回。サンプルプレイ時は、PC2人だった。
みっきぃ氏:同上
tatuya氏:初プレイ

明らかに経験不足だが、まあ、そういうものだ。


やる気はいっぱい、知識はしょんぼりな参加者たちが昼過ぎに集まり、キャラクターメイキングとともに、tatuya氏へのルール説明を行う。ちなみに、突撃が全ラウンドアクションだと勘違いしており、正しくは標準アクションであることに気付くのはもう少し先の話であったりする。「突撃は直線でなくとも良い」とか、そういったレベルではない。ほほえましいと言うより先行き不安と評すべきかも知れない。まあ、そういうものだ。

かくて、若干の不安を抱えながらも、雄雄しくも華々しい『シャドウフェル城の影』第1回目のプレイがスタートするのであった。
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